売れない商品よりも売れる商品を2倍売ろう
あなたはとある会社の営業マンだとします。
まるで売れない商品を今の2倍売るのと、ヒット商品を今の2倍売るのでは、どちらが簡単でしょうか?
そりゃ後者ですよね。
売り込まなくても引き合いがあるようなヒット商品なら行け行けドンドンです!
でも、売れていない商品を作った開発者の人はこう思っているかもしれません。
「どうして売れないんだろう、こんなにいい商品なのに…」
あなたも将来似たようなご経験をされるかもしれません。
「菓子パンは良く売れるのに、ハード系の食事パンが売れない。こんなに美味しいのにどうして売れないんだろう」と。
売れない商品をなんとか売ろうとして「こだわり」や「価値」をアピールしても、POPや立て看板で宣伝してみても、いろいろ努力しても、なかなか売上が伸びないという壁に直面するかもしれません。
手を尽くしても売れない商品には売れない理由があるのです。
おそらく地域、お客様のニーズに合っていないのでしょう。
ハード系の売れる地域もあれば、売れない地域もあります。
菓子パンはどこの地域でも売れます。
もし特定の商品が売れない場合、例えそれがあなたの一番自慢できる商品だったとしても、その売れない商品を売る努力をするよりも、売れている商品を2倍売ることに力を入れましょう。
その方が断然効率的です。
売れている商品が品切れになって、それ目当てのお客様がガッカリすることもなくなります。
売れている商品を看板メニューに育て日々の経営を軌道にのせましょう。