パン屋開業の成功率は?(ありがちな失敗)
2015/09/14
ご存知ですか?
パン屋に限定した話ではなく個人事業全般の話ですが、総務省の統計によると5分に1軒のペースで新しい店がオープンしています。
しかし、中小企業庁の白書によると、個人で事業を始め1年後生き残っているのは62%、3年生き残るのは38%です。
とてもショッキングな数字です。
多額の開業資金を投じ夢の開業を果たしても待ち構えているのは厳しい現実です。
なぜ、こんなにも多くの事業主が廃業してしまうのでしょうか?
それは
運転資金が尽きたから(支払いができなくなったから)です。
運転資金が尽きたのは、売上が伸びなかったからです。
売上が伸びなかったのは、お客様が増えなかったからです。
お客様が増えなかったのは、それは・・・
それは集客努力が足りなかったからです。
パンが美味しければ売れると思って集客に取り組まなかったり、
ただただお客様を待っているだけでは、いつまでたっても経営は苦しいままです。
「オープニングセールは盛況だったけど、その後がさっぱりで…」
「集客するために割引きサービスを始めたけど、割引きがない時はお客様が来なくて…」
「とにかく新規顧客を集めるために毎日ポスティングしてるんだけど…」
実に多くの方が間違った努力をしています。
そして残念なことに、こうなってからリカバリーするのは非常に難しいのです。
こうならないために、開業前からしっかり準備をする必要があります。
多額の開業資金を投じ夢の開業を果たすのですから失敗するわけにはいきません。
開業はゴールではなくスタートなのです!
失敗しないため、そして繁盛店になるためのノウハウを身に付けて、何十年も愛されるパン屋さんにしたいですね。
ということで、当面は集客について語っていきます。